ヴィアレブによる治療を開始した後は患者さんごとに設定した量のお薬が24時間持続的に投与されます。
輸液ポンプは専用バッグで携帯し、シャワー・入浴時には外します。
お薬は1日1〜2回交換が必要です。交換のタイミングはご自身の生活リズムにあわせて決めていただけます。
イメージ図
ヴィアレブ治療の一日と日常生活で気を付けていただきたいことをご紹介します。
ヴィアレブによる治療を開始した後は患者さんごとに設定した量のお薬が24時間持続的に投与されます。
輸液ポンプは専用バッグで携帯し、シャワー・入浴時には外します。
お薬は1日1〜2回交換が必要です。交換のタイミングはご自身の生活リズムにあわせて決めていただけます。
イメージ図
ヴィアレブの投与には、患者さん自身でお薬を準備し、治療を管理する必要があります。
具体的には図のような流れで治療を行います。
投与の手順についてわからないことがあった場合には、主治医やコールセンターにすぐに相談しましょう。
おなかの番号の位置を⽬安にカニューレを留置します。
同じ位置へ繰り返しカニューレを留置することを防ぐために、
3日に1回留置位置を変更します。
おなかの番号の位置を目安に
カニューレを留置します。
※ 詳しくは患者日誌をご覧ください。
ヴィアレブを皮下投与することなどが原因となって、さまざまな症状がでることがあります。
急な体調の変化や副作用と思われる症状、気になる症状があらわれた場合には、
ただちに主治医や医療機関に連絡してください。
治療との関連 | 主な症状 |
---|---|
ヴィアレブに関連 して生じる可能性の ある症状 |
● 手足などのしびれや感覚の鈍さを感じる ● 衝動が抑制できない(ギャンブルや無計画な買い物が止められない、食欲や性欲が病的に亢進する) ● 急に眠ってしまう、眠気でぼんやりする ● 目の前に霧がかかったような感じがする、眼のかすみ、目の痛み、視力の低下を感じる ● 手足などが意図しない動きをする(ジスキネジア) ● 転倒しやすい ● 吐き気、嘔吐(おうと)、腹痛、血が混ざった便、便が黒くなる ● 実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる ● やる気がおきない、気分がふさぎ込む、気分が落ち込む、 不眠、考えがまとまらない |
ヴィアレブを急に 止めたり減らしたり すると生じる可能性 のある症状 |
● 高熱(38℃以上)が生じる ● ふるえが生じる ● 考えがまとまらない、判断力が低下する ● 飲み込みにくい ● 筋肉がこわばる |
皮下投与システムに 関連して生じる 可能性のある症状 |
● 注入部位の発赤(赤み) ● 注入部位の痛み ● 注入部位のかゆみ ● 注入部位の腫れ ● 注入部位からの感染による全身の症状(発熱、ふるえ、痛み、息切れ、もうろうとするなど) |
ヴィアレブによる治療を開始するにあたり、患者さんのために、2つのサポートをご用意しております。
ここではサポート内容について簡単にご紹介します。
ヴィアレブは輸液ポンプなどの医療機器を用いた治療システムです。
ご自宅で生活を始めると、輸液ポンプの操作方法や日々の管理について戸惑いや気がかりなことがでてくると思います。治療への不安を軽減できるよう、看護師資格を有した専門のスタッフから、患者さんが落ち着いてお話できる時間に
お電話をして、ヴィアレブによる治療に1日も早く慣れていただけるよう定期的にサポートします。(申込必要/無料)
ヴィアレブによる治療を受けられている患者さん(ご家族・介護者)のための問い合わせ窓口で、看護師資格を有した
専門のスタッフが対応します。
お困りごとがあったときに、いつでも、何度でも、ご利用いただけます。(フリーダイヤル)